🎍新年のご挨拶🎍

謹んで新春のお慶びを申し上げます。
旧年中は皆様の温かいご支援とご協力を賜り、心より御礼申し上げます。

昨年は、悪石島の群発地震、東北沖地震、大規模な森林火災などの自然災害に加え、
米価高騰に端を発する歴史的な物価高に見舞われ、当院においても厳しい経営環境が
続いた一年でした。
そのような状況のなか、4月には大阪・関西万博が開幕し、累計2,500万人が来場されたと
伺っております。万博のパビリオン「いのちの未来館」では、当院デイケアの患者様が
アバター(分身)を遠隔操作し、来場者の案内役を務められました。「まるで万博に
参加しているようだった」「観客が喜んでくれて嬉しかった」といった感想も寄せられ、
人との交流が苦手な利用者様にとって大きな自信と希望につながる機会となりました。
この取り組みはNHKでも全国放送され、人工知能やアバターが切り拓く未来の精神科医療の
一端を示すものとなりました。

さて、迎えた本年、三和中央病院は引き続き地域住民の皆様、ご家族、そして当事者の
方々から信頼される医療機関であり続けるべく、医療の質の向上と体制整備に努めて
まいります。
昨年、長崎市から認定された「認知症初期集中支援チーム」には、当院の認知症専門医・
馬場公文先生が加わり、認知症が疑われる方とそのご家族への支援体制が一層強化されました。初期段階から医療・福祉が関わることで、認知症の進行予防にもつながると考えております。また、長崎版地域包括ケアシステム推進における多職種チーム地域意見交換会に当院から医師、看護師、精神保健福祉士等10名が参加し地域との連携を深めてまいりました。

当院の認知症専門デイケア「ゆうこう」では、在宅で生活される患者様を支える機能を
さらに充実させてまいります。今後、在宅診療や訪問看護のニーズは一段と高まることが
予想され、入院医療においても認知症疾患の早期治療やリハビリテーションを強化する
予定です。
さらに、職員の働きやすい環境づくりの一環として、生成AIを活用した業務効率化にも
積極的に取り組んでまいります。

本年も、地域の皆様に寄り添い、よりよい医療を提供できるよう職員一同尽力して
まいります。どうぞ変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。

                         2026年元旦 三和中央病院 院長
                                    塚﨑 稔

こちらは当院の患者様よりのいただきものです。
患者様が今年の干支である午(うま)のフェルトマスコットを手作りされました。
ありがとうございました。