院内イントラネットの利用


  1. はじめに
  2. LANをつくる実験
  3. WWW Server
  4. DNS Server
  5. Eudora
  6. ファイルメーカーPro
  7. Java
  8. リモートアクセスサーバ
  9. WAN

1.はじめに

私がインターネットをはじめた頃(1996年4月)に出会ったサイトに香川大学、秋山先生のMacintosh news(現在更新は停止されていますが、Macintosh トラブルニュースという素晴らしい内容のページになっています)がありました。
ここではコンピュータどうしをLANでつなぐことでいろいろ便利なことができることが書かれており、非常に興味深く思いました。
これが私の病院内でなにか役に立つような利用法がないか、いろいろ勉強してみるきっかけとなりました。

2.LANをつくる実験

マックのネットワークには市販の電話線を使ったPhone netがありますが、転送速度が遅いこともあり、Tut SystemsのSilver Streakネットワークコネクタを使用しました。これはPhone netと同様に電話線を使用でき、Ethernetで10Mbpsの転送速度をサポートし、セグメント長は185m、ひとつのセグメントに30台までのマックをデイジー・チェーンで接続できます。プリンタの共有もできます。また、一般的に利用されている10Base-T LANケーブルとの接続も可能です。
とりあえず、院内の各セクションにあるマックをすべてこれでつなげました。

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Clientの増加に伴い、次に行ったことは10Base-TとHUBを使ったネットワークです。
10Base-TケーブルをHUBにつないでいくだけでLANを構築できます。
Mac Serverには多くのアクセスが集中するため、LAN全体のレスポンスが低下します。そこでServerとHUB間は100Base-TXという100Mbpsの転送速度をもつFAST Ethernetにします。ここで使うHUBは10/100Mbps Switching Hubにしました。これで効率的なパケットの送信ができます。
LAN構築に関してはこちらのサイトに多くの利用事例が載っています。


3.WWW Server

病院内では各セクションの共有文書があります。院内規定、看護マニュアル、勤務表、おしらせ、掲示板etc.
これらの文書をHTMLにしてWWWブラウザで閲覧できるようにしました。

ホームページ


4.DNS Server

ServerにアクセスするときIP adderessを指定すればいいのですが、院内でみんなが覚えやすい名前をつけられれば都合がいいです。
DNS ServerはIP addressとDomain Nameを関連づけ、院内のDomainでServerにアクセスできるようにします。

5.Eudora

電子メールもインターネットをやっているととても便利な道具と身にしみます。院内で使わない手はありません。
緊急でない限り、連絡内容は電子メールを使うようにしています。

6.ファイルメーカーPro

以前から患者データベースや職員名簿、院内薬剤一覧などをこのデータベースで作っていました。バージョン3になってリレーショナル機能が加わり、処方箋作成も既存のデータベースから関連づけて容易に作成できるようになりました。
当然考えるのはWWW ServerとファイルメーカーProのリンクです。これを実現するためのCGIアプリケーションとしてTango(株式会社内田洋行)があります。

7.Java

Javaは初心者としては入りやすい言語だと思います。
基本的なクラスとメソッドを覚え、部品を組み合わせて作っていきます。それからコンパイルします。 マック版Java Compilerはコンパイル→デバッグがとても簡単にできます。
ボタンやチェックボックスからのイベント処理が可能でいろいろな動作をさせることができます。
ただし、現バージョン(JDK 1.0.2)ではまだ日本語のサポートがなく、一部のブラウザでは文字化けしてしまいます。

8.リモートアクセスサーバ

院内でメールを利用しているときはとても便利なのですが、自宅にいるときや学会に出かけたときなどはこれが使えません。院外からMail Serverにログインしメールを利用する方法としてリモートアクセスサーバを作る必要がありました。

リモートアクセスサーバを設置することで自宅のマックからはもちろん、携帯端末のカラーザウルスからもメールが利用できるようになりました。


9.WAN

WAN(Wide Area Network)構築に欠かせないのが専用線とルータです。院内LANの中にルータを置き、約6Km離れた関連病院のルータと専用線で接続しました。
すべてのClientにはTCP/IPの設定でルータのIPアドレスを指定してありますので、宛先を指定されたIPパケットはルータに送られ、そこから相手のネットワークに運ばれていきます。



記載の会社名、商品名は、各社の商標または登録商標です。

1997/1/2記 塚崎 稔(mtsukasa@po.infosphere.or.jp
1997/3/4 update
1997/4/12 update
1997/5/16 update
1997/7/22 update
1997/11/2 update
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